砂と共に去りぬ

南国生活10余年後の国立医学部受験、無事成功

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さて、3月は受験生が以下の2つのタイプに分かれる時期であります。

 

①取り敢えずひと段落したし、遊ぶ!

②戦の火蓋は切られている…リードを取るぞ!勉強開始じゃ!!

 

皆さんはいかがでしょうか?

私は断然①でした(笑)海外から正式に引っ越すことになったというのもあって、ちゃんと勉強したり予備校に通ったりし始めたのは5月のことでした。

 

もちろん、そんなことではいけません!予備校探し、勉強環境の準備は早めに行いましょう。

 

予備校選びの際注目すべきポイントついては他のサイトやブログでも紹介されていますので割愛。日本に帰ってきて日が浅いので戸惑っちゃうわ、という方のために、自らの経験から少しアドバイスを書いておきます。

 

 

まず、医学部専門予備校に行けば医学部に受かるというものではありません(当たり前ですね!)。

私は帰国したての時、安直に「専門塾が良いだろう!」と考えて少しお世話になりました。しかし、実際に受講してみて物足りなさを感じました。例えば、面接の練習は定型的なものを繰り返すだけで、とても実戦的なものとは言えなかったです。また、指導する教員が医学生であることを売りにしているところもありますが、医学生、大学生は教育に関してほぼ素人ですから、本当にそれが自分に合うのかどうかはよく考えた方がいいでしょう。

 

また、帰国生だからといって、必ずしも帰国生向けの予備校に通う必要はないと思います。もちろん、帰国生専門塾・予備校は帰国生のための万全の体制が整っていますし、恐らく帰国枠についての情報が多少集まりやすくなっていることでしょう。しかし、背水の陣で一般枠に挑みに行くならば、一般の受験生に混ざって授業を受けたり勉強に励んだりする方が効果があるでしょう。

春期講習や体験授業を行っているところもありますから、雰囲気や自分がちゃんと付いていけるかの確認も兼ねて積極的に参加しましょう。特に、海外が長くて予備校とかよく分からんわ〜、という人は後悔しないためにも自らの目で色々と見て検討するのが良いと思われます。

 

 

最終的に、私は立地・実績・学費の3つの条件から片道30分程度のところにある某大手予備校に絞って即決しました。

但し、決めたところで、あまりにも学力が追いついてないと希望のコースに入れないという悲劇も起こり得ますから(経験済み)、少しでも早く、良いスタートダッシュが切れるように今から準備をしておきましょう。

4月の時点で希望のコースに入れなそうなら、まずまずのレベルでも医学部向け、或いは希望の大学向けのコースに入れる予備校を新たに探しましょう。最初のレベルが低くても、「自分はやるんだ!」という強い意志で必死に付いていけばなんとかなることもあります(これも経験済み)。

予備校に通うにしろ、通信講座をとるにしろ、宅浪するにしろ、最終的には強い意志が大事かと思いますので…(とっても精神論ですけど)

 

実りある1年を過ごして合格を掴み取りましょう!